このお話は4人姉弟の3番目、長男(さん太郎)が幼稚園生だった時のお話です。
あの日は今よりもう少し涼しかった気がする夏の日の事でした。
てる子家が住む住宅は、子どもがいる家庭が多かったため、子ども達は幼稚園や学校から帰ってくると同じ住宅の子同士で住宅周りの公園で遊ぶことが多く、母達もそれに伴って公園にたむろする事が日課でした。
そしてあの日も、いつも通り長男(さん太郎)は友達と遊びに家を出たのでした。
小学生組もいるので、たいがい子ども達がまとまって遊び、親たちが後から集合するパターンが多く、この日もそんな感じだと思っていたのですが・・・
【続きます。】