前回のお話。
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公園から出てきたご婦人がチャリごと倒れ、それを助けに行ったてる子。
そして、音を聞きつけて公園から出てきたご婦人のお仲間達が駆け寄り心配をしながらも、状況を問いただしている。

そんな輪に向かって、てる子がそう声をかけると、1人のお仲間ご婦人がてる子の方を振り返り、

無言のまま、道の脇に停めてあったてる子のチャリをチラっと流し見し、その後てる子に視線を落とし、

何かを悟ったような顔をしてみんなの方に向き直ると、


このグループのリーダー的な存在なのであろうこのご婦人がこの状況の答えを自分が示そうとするべく、推理した自分の考察をみんなに向けてサラッとそう言い放った。
【続く】