心がモヤッとした話。序章。

朝。 仕事場へ行く時に公園の横を通る。 その公園にはちょっとした広場があり、ご婦人達が毎朝健康のために体操をしている。 その光景を目にしながら、てる子はチャリで通り過ぎる。

今日もいつも通り、公園の横を通ったのだが、てる子が家を出るのが遅かったのか、それともこの季節の朝からの異様な暑さのため早めに始めたのか、ご婦人達の日課は終わっていて恒例の立ち話などをしている段階だった。

そんな輪から、1人のご婦人が公園の柵になっている垣根の合間から、チャリをひきながら出てきた。

てる子は、横目で出てきたご婦人を確認しつつ、通り過ぎる。

今日もこの暑さかぁと思いながら仕事場までの道を思い描く。 すると、後ろから、、、

ガシャーンと大きな音が鳴り響いた。 てる子はとっさにチャリのブレーキをギュッと握り、振り返った。

【続く】


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